オオサカ武勇伝・ぷらすB 三日目 ―桃山屋敷 客室 外が明るくなり始めた。だが、私は今部屋に戻ったばかり。 ふらふらとベッドに倒れこむ。 ……昨夜は大変だった。 まず、夢に捕らわれたままの生徒と教師をそれぞれの家に送り返し、その家族にはでっち上げた説明でごまかす。一部には金を握らせて黙らせる。 次いで、学校の破損状況の把握のために、もう一度学校に出向きそのデータを持ち、その足で元にハニー土木というPMにつながりを持つ土木会社に修繕工事の発注へむかった。 なぜか、そこで女社長に眼鏡を掛けろと迫られたり、直後押し倒されかけたり。 彼女には手洗いにと場所を離れた隙に私自身のコピーを作り与えた。 コピーとはいえ……いや、思い出したくも無い。忘れよう。よし、忘れた。 その後、瓦礫の山の中から怪我人が一人見つかったと報告を受け、怪我がひどかったのでPM子飼いの病院に入院させた。 その被害者がウィミィ語の教師だったため、欠員をPMから出すこととなり、何の因果か私が選ばれた。 ……確かに、昼間生徒に目撃された時、そう身分を偽ったが。 あれは誰にも知られていないと思ったのだが。 そして、深夜にもかかわらずPMの権力をフルに使い(お子様当主はかなり楽しんでいるように見えた)教職免許の試験をその場で行った。 筆記試験をパーフェクトで終らせた後、深夜にもかかわらず呼び出された市の教育委員会の偉いさんを相手に面接、数分後私の手元に正式な教員免許が発行された。 ……色々とやり過ぎだろう。途中からハイネ殿も困惑気味だった。 というか、止めてくれると思っていたが……。 「じゃ、明日から出勤してくだちゃい」 お子様当主の一言に止めを刺された。 時計を見る。出勤の時間まで約1時間半。 眠い。魔人になって日も浅い私にとって睡眠は生活の一部だ。 シルキィ様のように1週間徹夜で研究室にこもることなど出来ない。 メガラス様のように不眠不休で大陸中を飛び回ることも出来ない。 ましてや、頭脳労働の後は睡眠が必須。 寝よう。すぐに寝よう。1時間でも30分でもいい。 「ふぁ〜、よく寝たわ」 ……聞こえない。私は寝る。 「レナ、起きなさい。私が寝ている間のことを聞かせて」 部屋の反対側にあるベッドでワーグ様が何か言っているが寝ている私には聞こえていない。 ワーグ様はアレからすぐ帰ってきて寝たらしい。寝すぎだ。 「意識があるのは分かってるわよ。寝た振りしてもダメ」 鬼ですか、貴女は? しかし、相手は夢を操る魔人。 起きているか、そうでないかを知るくらい朝飯前なのだろう。 結局のところ、私に選択肢はなかった。 「あはははは」 状況を報告した後、ワーグ様は腹を抱えて大笑い。 「面白いわね。いいじゃない。めったに出来ない経験よ?」 「……しかし、時間の無駄です。私はこんなことをするためにこちらの世界に来たのではありません」 「じゃあ、潜入工作員だとでも思えばいいじゃない。学校にはあのつり目も来るだろうし。む……思い出したら腹が立ってきた!」 ぶつくさ言い出すワーグ様の八つ当たりに遭わないように、私はさっさと部屋を辞した。 結局のところ、睡眠時間は10分もなかった。 ……眠い。 食堂に向かい軽く朝食を頼む。待っている間にウトウトする。 少しでも身体を休めたい。 「ん? あんた、さっきからお父様が探してたわよ」 ……ふらりと食堂に現れた支倉アエンは盾と共にそんなことを告げるだけ告げてまた、すぐふらりとどこかへいってしまった。 ハイネ殿もおそらく一睡もしていないのだろうが……。 朝食を諦めてハイネ殿を探す。途中でモモメイドを捕まえて居場所を聞き出し、辿り着いた先は衣裳部屋だった。 「……かなりやつれておいでですね」 「……お互い様ですね」 この男はただものではないが、昨日のアレはさすがに疲れたらしい。懸命に隠しているが私の眼はごまかせない。 「して、用とは?」 言わなくてもわかってはいるが。 「教師として教壇に立つには相応しい服装を、ということでこの部屋の中から好きな物をお選びください」 「わかりました」 「サイズも色々あります。気に入った物でもサイズが合わなければ言ってください。すぐに用意します」 衣裳部屋というだけあって色々なものがそろっている。 どこに出ても恥ずかしくないようなドレスから普通のスーツ、果てはナース服やウィミィの軍服まで。奥には十二単や各種着物まであった。 なんだろう、このラインナップは? 誰が使うのだろうか? まあ、いい。考えるだけ時間の無駄だろう。適当にスーツを選び袖を通す。 ついでに髪を纏めてアップにしておく。ついでに昨夜もらった眼鏡を掛けてみれば最早別人だ。ちなみにこの眼鏡、ハニー土木の変態女社長が選んだモノ。行為の最中にあれこれ架け替えて選んだ物らしい。あ、思い出してどうする。 断言するが私にそのテの趣味は無い。 ……とりあえず、私の顔に似合っているものを選んだ点にだけは感謝しておく。 それから間もなく、私は車で学校まで送り出された。 眠くて仕方がない。だが、心配事で眠るどころでもない。 学校での授業が、というわけではない。そんなものどうとでもなる。 心配で仕方がないのはワーグ様の動向だ。最近、ライバルが増えているため色々とあせっているようだ。昨日のアレもライバルになりうるかを確認したいがための行動だ。 私の眼の届かないところで変な暴走をしないでくれるとありがたいのだが……。 「間もなく着きます」 「わかった」 学校に到着後、車から降りて今日のスケジュールを確認する。 この後すぐに職員会議なるものに出席、一応の自己紹介をする。ついで、最初の1時間目は空き時間。一時的に同僚となる教師に学校を案内してもらうことになっている。案内をされる必要がまったく無いが、学校中すでに調べつくしてありますとも言えまい。 2時間目はウィミィ語の授業。担当クラスは、おもしろいことに岳画殺のクラスだ。 じっくりと観察しておこう。 さらに、3、4時間目と授業が続き昼休みを挟んで5時間目がラスト。 早々に帰還する許可をもらってあるのでワーグ様と合流する。 と、なっているがどこまで予定通りに運べるだろうか? 校舎を見上げ、思わずため息をついた。 「これもやはりランスのせいだ」 言葉にしても変わらないのが現実という物。 私は職員室へ向かう。 一通り教本通りの、少々捏造した経歴を述べ自己紹介をする。 元ウィミィ海軍少尉、レナ・ハワード。ニホンに興味を持ちこの国の将来のためにウィミィ語を教えようと軍を除隊し今に至る。本当は来年度からの採用だったが前任の教師が負傷したため臨時で採用となった。 のだそうだ。1日、2日のためにそこまで捏造する必要があったのかは疑問だが、お子様当主は妙に凝っていた。とりあえず、他の教員は納得したようだ。 「では今田先生、ハワード先生を案内してあげてください」 教頭に促され今田という女性教師が校内を案内してくれる事になった。 案内の説明はありきたりでつまらないもの。すでに知っている情報だから尚更だ。 適当に社交辞令で会話し聞き流す。意識の残りの部分は授業中の雰囲気や生徒達の会話に傾ける。やはり、昨日の一件は皆の話題の中心になっているようだ。 いつからが夢でいつからが現実なのか、昨日学校にいてワーグ様の力に捕らわれたものには区別できまい。隣にいる今田という教師も疑問に思ってはいるがあまり深く考えない性格なのか気にしていないようだ。まあ、人それぞれか。 ふと、なじみのある気配を感じた。屋上へ向かう階段の方に。 「失礼、すぐに戻る」 「あ、お手洗いですか? 突き当たりを右ですよ。あまり生徒も来ないので色々と安心ですよ」 ……色々とは何なのか? 誰もそんなことを聞いていないのだが……。適当に流して歩き去る。 目的地に近づくとやはりいた。 迷ったのだろう。とりあえず、高いところを目指せば脱出できると踏んだのか。 「そこの人」 階段の途中の後姿に声を掛けると面白いほどに反応した。 少しからかってみるとしよう。 「校舎内は部外者の立ち入りは禁止です。……しかも刀まで提げて……なんのつもりですか?」 無敵様はこれでもかと狼狽しながら振り返る。とりあえず、気付いていないようだ。 くく、笑いをこらえるのが大変だな。 「えっと、部外者ではないのですよ、一応。なんというか、護衛ということでついてきたので手ぶらではその……支障をきたすというかなんというか」 しどろもおろ。慌て過ぎですよ、無敵様。 とうとう笑いをこらえられず噴き出してしまった。 「へ?」 「まだお気づきになりませんか、無敵様?」 髪は面倒なのでそのまま、眼鏡だけ外してみる。これだけでもだいぶ違うはずだ。 「……レナ、さん?」 「はい」 ランスより気付くのが遅いですね。 「殺さんを見張りに潜入ですか」 そういう察しはいいのですか。でも、50点ですね。 「はい。ちなみに身分は正式な物です。ウィミィ語の教師ということで教員免許を取得しましたので」 「……そんなものいつの間に?」 「昨日の襲撃後です。巻き込まれて教員が一名負傷して入院したのでその穴埋めをやることになりました。私が選ばれたのは成り行きですが」 「それで、どうするつもりですか?」 「今のところは行動するつもりはありません。ここにいる私は一応、認めたくは無いのですが教師という肩書きですので。与えられた職務は全うしなくてはなりません」 出来れば今日1日で勘弁して欲しいが……きっとそうはいくまい。 「それを信用していいのですね?」 「言葉通りに受け取っていただければそれで」 岳画殺に手を出さないのは無敵様がいる間だけ。もしも無防備になるならば、授業も何もかもを無視して私は大陸に戻るために最良の手段をとる。 それが卑怯だとか言われても問題は無い。そんなもの、作戦を完遂した軍師の前には悪態にすらならない。 「念のため、僕は校内にいますので。変な気は起こさないで下さいね」 「無敵様こそ、ここには若い女性がたくさんいますが手を出してはなりませんよ?」 「……父上じゃないんですから出しません」 「そうですか。アレの血を引いている方なので少々心配しました」 「……」 冗談のつもりだったが。 なぜか無敵様は黙り込んでしまった。何か思い当たるふしでもあるのだろうか。 これは調べてみると面白いかもしれないな。 「ハワード先生? 誰と話しているのです?」 先ほどの今田の声が聞こえる。そちらを振り向き視線を戻すと無敵様の姿はすでになく。 「申し訳ない。少々迷っていました」 「ごめんなさいね。私も適当な案内して失敗したなと思っていたんですよ」 「そうですか。では続きを案内していただけますか?」 「ええ、次はこっちです」 当たり障りの無い会話でやり過ごしつつ、内面の意識の奥底へ。 現在の無敵様周辺の情報を再整理してみる。 セリス殿と共に暮らしてはいるがそこには人と魔人という壁がある。いずれ時の楔が二人を別つ。一方でワーグ様はセリス殿の没後まで手を出さないといいつつ、現在の状況を作り出している。これに対して、無敵様は受け入れられないでいるようだ。 次。前回ここへ来た時に女性の使徒を一人持った。これについては未調査。PMの構成員では使徒と人の区別など不可能。一度出向く必要がありそうだ。 さらに、リセット様。二人は兄弟にであるにも関わらず、魔王時代から色々な噂がある。 これらを全て使うことであるいは簡単に事が済むかもしれない。 この世界に渡るとき、創造神は1週間後に迎えにいくと言っていた。それは私が1週間で事を終わらせると断言したからだ。なら、その私が帰還するといえば転移ゲートを開かせることも可能だろう。そして、例えば……使徒か、セリス殿を大陸に転送する。 無敵様はこちらの世界にいる理由を失うことになる。 よし、まずは無敵様の周辺調査と創造神との交信手段を探さないと。 ワーグ様曰く、この世界の管理神が人に紛れているとの事。なんとしても探し出そう。 と、チャイムが鳴った。 ここから10分の休憩時間の後2時間目が、私にとっては初めての授業が始まる。 生徒達が廊下で立ち話している横をすり抜け、目的の教室へ。 やたらと絡みつく視線が煩わしい。なぜか男女ともに。 そんなに目立つ姿だろうか? 普段の軍服なら目立つだろうが……。 再びチャイムが鳴る。生徒達が慌てて教室へ駆け込んでいく。それを見届けてから私も教室に踏み込んだ。 しかし。 なぜか。 戦場に赴くより緊張している私がいた。 「きりーつ」 「礼!」 「着せーき」 ぐるりと教室を見回す。皆の視線が私に集まり……少々気持ち悪い。 軽く、悟られないように深呼吸する。 「はじめまして。私はレナ・ハワード。昨日事故にあわれた前任の教師に代わってこのクラスを受け持つことになった。そう長くはいないがよろしく」 集る視線の中でもろに殺気をぶつけてくる者も。教室後方の席。岳画殺だ。昨日の一件でそれなりに負傷したようだがその気配をほとんど感じさせない。襟元や袖口に少しだけ見え隠れする包帯くらいか。ちょっと様子を見てみよう。 「では授業の前にいくつか聞きたい。私も急にクラスを任されたので授業の進捗状況などですら聞いていない。そうだな、そこの君」 指し示すのは岳画殺。一瞬クラスがざわめいた。彼女がクラスでどういう扱いを受けているのか、一目でわかる。 「テキストのどの当たりまで進んでいるのか聞かせてくれないか?」 『……56Pの中ほどまでだ。しかし、何で貴様がここにいる?』 返ってきたのはなかなか流暢なウィミィ語。質問に答え、さらに質問もついてきた。 『肩書きは本物です。詳しいことは貴女の護衛にでも聞いてください』 『そうか。あの男がいる間はお前では手が出せないということか』 『察しが良いですね。ただ、お忘れなきように。今は戦の真っ只中。戦の中には倫理などありませんゆえ……』 ハイレベルなウィミィ語の応酬。他の生徒は着いてきていない。だからこその会話だが。 「ありがとう。では本来の授業は次からに。今日はテキストから離れた講義にしようか」 急にニホン語に戻したのでさらに着いてきていない生徒が数人。 まあ、いい。 とりあえず、授業を始めよう。 「今日の授業は2つの国、ニホンとウィミィそれぞれの立場にから見た先の大戦について。何でもいい。思うところをウィミィ語で書いてみてくれ」 「それだけ、ですか?」 「簡単だろう? 文章の出来を求めるわけではない。ただ、一応ウィミィ語の授業なのでな。建前というやつだ」 数人の生徒は真剣に、半分以上の生徒はクラスメイトと歓談しながら、残りの生徒は……ちょっと粋がっているタイプとでも言えばよいのか。 身なりも他とは違い、態度も人の話を聞くものでも無い。 まあ、知ったことではないが。 「書けたなら私のところへ持ってきてくれ。それが終れば他のクラスに迷惑にならない程度になら好きにしてよい」 言ったそばから態度の悪い5人ほどが席を立ち教室から出て行こうとする。 「そこ。外に出るのは止めておけ」 立場上声を掛ける。だが、5人はさらっと無視した。 ふぅ……いらん手間を掛けさせないで欲しいのだが。 私も席を立ち教室を出て、5人の後をついていく。背後からは心配そうな視線。 廊下を抜け、校舎裏にある旧倉庫の中へ。今は立ち入り禁止になっているはずだが、この手の輩には言っても無駄か。 あきれつつ中に入ると床の一部がめくれ上がっている。昨夜の調査の時にはなかったものだ。あるいは、見落としたか。どうも避難用シェルターの入り口らしい。 ここまで誘われては入らないわけにもいくまい。私が中に入ると間もなく外から扉が閉められた。 中は濃密なケモノの匂いが充満している。 薄暗いシェルターの中には10人ほどの男子生徒と5人ほどのロープで縛られた女子生徒。 「なるほど。ここは自分達の欲望を満たすために作り上げた巣穴というわけか」 「ひぁ……たす……助けて」 今も犯されている女子生徒が私に手を伸ばす。 まあ、ここまで見てしまって放置するのも目覚めが悪い。……こんなことをするためにこの世界に来たわけじゃないと何度言えばわかるのか。 「助ける? 無理だって。男が10人、女が一人。どう考えたってお前らと同じように穴という穴を犯されるしか道はのこってね〜よ」 「お前がリーダー格か。二度は言わない。さっさと授業にもどれ」 言ったとたん笑い出した。ここまで予想通りの反応をしてくれるとこちらも吹っ切れるというものだ。 「やっちまえ!」 リーダー格が叫ぶ。ほとんど裸の男子生徒が4人、先ほど教室を抜け出したものが5人。 「私に助けて欲しいと思うなら、今から30秒何も見るな」 気配を感じ取ったのか、表情の強張った女子生徒が一斉に目を閉じる。 「出ろ。仕事の時間だ」 眼前に突如現れる黒い影。それは形を成し、人型となる。 「服から見える範囲に怪我は残すな。誰に喧嘩を売ったのか軽く教育してやれ」 強化の必要もなく、9人の男子生徒は30秒かかる前に沈黙した。 はぁ……こんなことをするためにこの世界に……やめよう。気が滅入る。 「さて、もう一度だけチャンスをやろう。さっさと授業にもどれ」 「ひ、ひやぁーーー」 リーダー格は後ろも見ずに逃げていく。 その後女子生徒たちを解放し教室へ戻る。入るなり集ったのは安堵を伴う生徒達の視線。 「なにも、されなかったのですか?」 生徒の一人が恐る恐る切り出す。 「私は元々軍隊にいた。少々教育しなおしておいたから次の授業にはちゃんと出てくれるだろう」 軍隊という言葉で納得したのか生徒達の緊張はなくなった。 間もなくしてチャイムがなり私の手元には生徒達のレポートが集る。 初日だし、最初の授業だしまあ、こんな物だろう。ろくに喋りもしなかったが仕方あるまい。次の授業はちゃんと教室にいよう。 一旦職員室へ戻ろうとして、束にしたレポートにふと目を落とす。 一枚目にある名前。そして、その文章を読み私は笑いを隠しきれなかった。 怪訝そうに私を見る生徒達。いけないな、とりあえず学校にいる間は教師でいなくては。 ……明日から非常に面白いことになりそうだ。 残りの授業は特に何もなく終わり、でっち上げ教師の1日目は終わりを告げた。 しかし、なんというか。 昨日より疲れたのは何でだ? こんなことを毎日続けていくなど不可能。ストレスで死ぬ。 学校という空間は本当に不思議だ。 |
あとがきB 今になって週の半ばに更新するのが気持ち悪かったのです。 や、まあ、ASOBUの勝手ですが。 とりあえず、今回は忘れていた分も含めて2回分の更新となります。 話の方はほとんど進んでません。次回くらいから進展していくハズ、です。 |