第15回 あなたはだ〜れ? 意識ははっきりしたのですが、いる場所はもはやお馴染みの闇の中。 前と違うのはどこまでも続く錆付いた鉄格子がはっきりと見える事とその向こう側にも私がいるということ。 否、あれは私のように見えますが同じ存在には見えません。 『あら、どうやってみたら別の存在に見えるのかしら?』 「第一に私は羽なんて生えていません。次に私はそんな怖い笑みなんて浮かべていられません」 『羽なんて些細なことだわ。幽霊なんだから服を変えるみたいに羽を作ることも出来るから』 「怖い笑みのことは否定しないのですね」 『それこそ詩乃の思い込み。パーツは同じなのよ?』 確かにそっくりです。それこそ鏡があるように。ですが、あんなに悪意がにじみ出る笑みを浮かべることなんて出来ません。たぶん。 『……私も最初はそう思っていたわ。でも、大丈夫。詩乃もすぐに気づくはず。堕ちるのはあっという間で気持ちのいいものと』 「そんなものに気づきたくないです。それより彼方は誰なんですか?」 私のように見えて違う存在。それが目の前にいるかと思うとなんだか気持ち悪いのです。 『聞きたい? なら教えてあげる』 彼女の顔に張り付くのは背筋が寒くなるような悪意の笑み。 ああ、前言撤回です。彼女から聞くのは間違いだと悟ります。 『私は詩乃の命の恩人よ』 ……わけがわかりません。誰かに命を救われた記憶なんてありませんしそんな状況に陥ったこともありません。そして、私が死んだときも同様です。 「嘘の話を聞く意味はありません。帰らせてもらいます」 『あら、ダメよ』 聞こえる声は耳元で。 両肩の上から伸びた2本の手に抱き寄せられ、背中には鉄格子の感触。 二人の距離はほとんど零に。触れてしまって確信します。 ああ、もう一人私が居る、と。 『私たちの境界はこれだけ綻びている。こうやって触れ合えるくらい』 指が顎のあたりをなぞってきます。うぅ、気持ち悪い。 『全て話してあげる。そろそろ、自分が何者かも知りたいでしょう?』 どうでもいいです。私は私。今は幽霊ですが、八津基詩乃という一人の人間です。 『あるところに特異な力を持った死神がいました。でもその死神はたまたま持って生まれた力のせいで迫害され傷を負い、逃走しました』 聞きたくないと言っているのに、彼女の言葉が直接映像となって流れ込んできます。 目を閉じても別のことを考えようとしても消えません。 『逃げたはいいけど、身体はぼろぼろ。どこか見つからない場所で隠れる必要があった。だからその死神は自分の狩場に逃げ込み手ごろな隠れ蓑を探したのです』 狩場? 死神さん達が、狩り? 流れ込んでくる映像は木楽町にある大きめの病院。 何か大きな違和感が。 その死神の視点で映像が進みます。 『大人の人間は自我が強く入り込む隙はない。ここにいる子供はどれも糸が細い。身体のリミットはあとわずか。そして、見つけたわ』 そこにいるのは今より若い父。 その視線は手術室に向き、そして祈るように両手を組んでいます。 『子供は未熟なまま生まれ出でようとし、母体は出産に耐え切れる体をしていなかった。因果の糸はその赤子の死を明確にしていた』 ああ、なるほど。知りたくなんて無いのに、大体把握してしまいました。 確かに彼女は命の恩人ということになるかもしれません。 『その死神はその赤子に乗り移り死に行く因果だけを断ち切り現世に留まった。でも、同時に死神にも限界が来て自我を保つことも出来なくなった。そして、私を閉じ込めた鉄格子はこの闇の地平の間際まで追いやられていた。詩乃、彼方が死んで力を使うまでは』 酷く耳障りな金属音。 思わず振り返るとただでさえボロボロの境界が音を立てて軋みます。 なのに、私は抱きすくめられたままで。 『ありがとう、詩乃。せめてものお礼に詩乃の家族とあの音夢だけは残しておいてあげる。後はいらない。人間も死神もあの犬っころも雑多な妖怪共も』 どん、と突き飛ばされ倒れるとさっきまで崩れそうだった鉄格子が今度は私を取り囲みます。しかも新品同様に綺麗になって。 『境界があいまいになった今ようやく外に出られそう』 つまり、完全に立場が逆転してしまったということなのですね……。 『私が、死神ニーアが世界を謳歌して飽きるまでそこにいてね。飽きたら詩乃にも代わってあげるから』 すうっと、彼女が遠くなっていきます。 残された私はそれを見送ることしか出来ません。『私自身』には糸を視ることも触れることも出来ませんから。 出来ることといえば鉄格子の隙間から外を覗くことくらい。 ようやく外に出ることが出来た。試しに身体を動かしてみて様子を見る。 問題なし。以前の身体より馴染んでいる。 実体化し、私の置かれた状況を確認。 ここは校務員室か。隣には音夢が寝ている。無防備過ぎて殺したくなった。 「ん……あ、気づいたのね」 殺意に気づいたのか音夢が目を覚ます。時間は日付が変わったところ。まだ寝入って間もなかったのだろうか。 「どうしたの? なんか……雰囲気が違う」 「そう? 私は私のままだけど」 「それに……」 音夢はゆっくり距離を取る。なるほど、ただの一般人ではないのね。 「それに?」 これは面白いかもしれない。近づけば無意識にかは知らないが近づいただけ後ろに下がる。 「何で、実体を持っているの?」 確か、退魔師の家系だと言っていた。その才能はかなりの物らしい。私を見る目は警戒色を帯びている。 これは殺すのはもったいない。詩乃との約束もあるから手元において可愛がった方が良さそう。苛めがいがありそう。 「実体を得たのは音夢の思いに応えるため、ね」 「冗談。私が好きなのは八津基詩乃だけ。……彼方じゃない」 音夢の背中が壁に触れる。もう下がれない。 「そうね、私は違う。でも、身体は詩乃よ? それでいいじゃない」 「良くない。それよりどこから現れた? この学校は結界で覆われているはずなのに」 「ずっと側にいたのに。ずっと詩乃の中から外を見ていた。音夢のことも妖怪達や白犬のことも」 もう、二人の間に距離はない。さあ、どうやって苛めようか? 「ふん、覗きが趣味なの? 悪趣味ね」 怯えを隠しての強がり。肩を掴むと過剰なまでに反応した。 とりあえず、服が邪魔。幸いパジャマ姿ゆえ脱がすのは簡単。一息にボタン全てを引きちぎる。あら、隠そうともしない。いや、怖くて隠せないのかしら? 「……詩乃、ゴメン。先に謝る」 音夢の指には一枚の札が挟まれている。 これは……霊符!? とっさに離れる。威力のほどは知れないが至近距離で喰らうのはマズイ。ショックで詩乃が出てくる可能性もある。詩乃の自我は確固として私の中に存在するため何がスイッチになるか分からない。 反射的に身構えるが、待てども衝撃がこない。かわりに聞こえる廊下を蹴る足音。 ああ、なるほど。今のはフェイクか。なかなか面白いことをやってくれるね。 「逃げるってことは追いかけてきてってことね?」 私の行動を内側から見るというのはなんとも奇妙なものです。身体は私なのに動きは私の意思ではない。言葉も、行動も思考も別の人。でも、今までうまくいっていたのですからこれから先もうまく行く可能性だってあります。 身体は一つで意識は二つ、現に入れ替わることも可能なようですしこれからもそうすればいいのではないのでしょうか? 確かに、今までは幽閉されていたようなものですが、それは私がニーアさんの存在を知らなかったから。知っていたなら少なくとも私は歩み寄っています。 「でも、音夢ちゃんで遊ぶのはいただけませんね」 ニーアさんは自由自在に霊体化して校舎を逃げ惑う音夢ちゃんに先回り。からかいつつその衣服を少しずつ剥いでいきます。手足はほぼ露出して胸元も大きく裂けて、なんとも色っぽい姿に。 ニーアさん……羨ましい……。あ、違う。冗談です。あ、あれ? う〜ん、最近どんどん音夢ちゃんに引き込まれていますね。なんかもう戻れない位置にいそうです。どうしましょう? う〜ん、とりあえず、それは置いといて。 この暗い場所は気に入りません。身体を使ってない方がこんなところにいるのは精神衛生上良くないです。ちゃちゃっと模様替えしてしまいましょう。 ここは私達の心の中。そのイメージが自由に出来ないことなんてありません。 窓を取り付けて鉄格子を除去。ピンクのカーテンにお気に入りのソファー。クローゼットに箪笥、小さいながら化粧台。配置場所も本来の部屋と寸分の違いも無く。 こうして私が生前使っていた部屋を再現してみました。 後は、ニーアさんと話すだけ。 『その辺にしておきな』 あ、アレは―― 「遅いお出ましだね、千尋」 「なに、白を呼びに行っていただけさ」 薄笑いを浮かべる千尋の背後に白い影が姿を現す。 「ニーア……」 「久しぶりだね、バカ犬。相変わらず紅く染めがいのある毛並みをしている」 「おとなしくしていればいいものを……。ニーア、もう一度詩乃の中で眠れ」 「もう一度? 何をいうかと思えば。私は一度も眠ったことなんてないよ。ずっと、鉄格子越しに外界を見てきた。それはもう、飽きるほど。見ることしか出来ない世界なんてつまらない。こうして外に出る機会が出来た今、はいそうですかと従うと思う?」 誰が従うものか。視覚だけの世界、五感のうちあるのは視覚だけ。音も無く、匂いも無く、私ではない私の視界を見るだけ。つまらない。自由にならない。それが続く苦痛。 「でも、その身体は詩乃の物よ!」 「それは音夢が何も知らないからそう思うだけ。詩乃は私が命を永らえさせた。生まれてすぐに死ぬ運命を捻じ曲げてやったんだ。感謝されてもおかしくない。身体を差し出すのは当然ね」 「……命を永らえさせた?」 「そのままの意味よ。生まれてすぐに死ぬ運命だった詩乃を救ったの。だから、この身体は私のもの」 「確かに一理あるかもしれない。けど、残念ながら君に出ていられると不都合なんだよ。 堕ちたる死神が現世にとどまっているなどと他の死神に知れたらこの地に今以上に介入される。この地の管理者としてそれは許可できない」 なるほど、バカ犬は本気らしい。音夢など硬直するくらいの霊力があふれ出る。 私の存在よりこの力の方が目立つだろうに。 とはいえ、このままではマズイ。現時点での力の差は圧倒的。因果の糸を切る鎌を振るう前に消される。 「それでだ、消えてもらうのが手っ取り早いけど君と詩乃が一つの身体を共有している以上それは出来ない。詩乃に非はないからね。だから、もう一度君には詩乃の中でおとなしくしてもらう」 バカ犬の言葉と同時に想像絶する力が身体を縛る。やはり、表に出たばかりでは抵抗する力も無いか。……あ〜あ、もう少し外を楽しみたかったのだけど。 でも、詩乃と私の境界があいまいな以上まだチャンスはあるはず。 徐々に意識が闇の底へ引き込まれていく。鉄格子をとおしてでしか世界を見れず、視覚以外の五感も無い静寂の苦痛。 ……のはず。……あら?? 闇と鉄格子しかなかった心象世界。なにの……私はどこへ迷い込んだ? 光がたっぷり差し込む部屋。大きさは8畳くらい。……どこかで見たなじみのある部屋にそっくりで。 「あ、お帰りなさい」 部屋の主は平然と、ソファーでくつろいでいた。 そうか、ここは生前の詩乃の部屋とそっくりなのか。 「……」 言葉が出ない。 ただでさえ、驚いているのにお帰りなさいなどと迎えられるとは思わなかった。 「どうやって……?」 「ここは私達の心の中。私の一部なのですから自由にならないわけがないでしょう?」 理屈はそうでもそれを実行できるものなど普通はいない。いないというのに……。 「私にとって自分の部屋といえばこのイメージしかないのでそのままにしてみました。馴染みがあってよくないですか?」 なんだか……非常にバカバカしくなった。詩乃は二人で身体を共有するつもりらしい。それゆえの部屋作り。一人勝手に所有権争いをしようとしていた自分が馬鹿に見える。 「……で、真意は?」 「あら? 聞かずとも分かっているでしょう? 貴女は私で、私も貴女なのです。残念ながら身体は一つなので共有という形でどうですか?」 私としたことが完全に毒気を抜かれてしまった。私を迫害した死神や、それに協力したバカ犬と千尋達への復讐心が薄れていく。 私は長年見てきたはずの八津基詩乃という人間の人格を失念していたようだ。 「詩乃が……そうするというなら従うしかないね」 私でいられて、尚且つ身体も使える。まあ、たぶん自由に入れ替わることは出来ないだろうけど。 「ははは……あははは」 とりあえず、声に出して笑ってみた。 「と、いうわけで和解成立です」 「と、いうわけじゃ分からない」 「あれ? 音夢ちゃんと私の思考は繋がっていますよね?」 「言葉で説明してって言ってるの!」 ああ、なんだか怒っているようです。何とかして矛先を逸らさねば。 「そんなことより白さん。いつまで音夢ちゃんをみてるんです? 下着姿ですよ?」 いつの間にやら人型に戻っていた白さん。『えっ!?』とうろたえた瞬間に千尋さんのボディブロウが決まり座り込みました。お見事、パーフェクトな一撃です。 「詩乃。和解したのなら私達から何も言うことはない。ただし、簡単に入れ替わらないでくれ。この町に色々と不都合が起きるから。理由は明日にでも教えるから神社に遊びに来なさい。それまでにこいつを矯正しておくから」 「ちょ……千尋、矯正はないんじゃないかな?」 「問答無用」 「あ〜〜〜〜〜〜〜〜」 そのまま、千尋さんにずりずりと引きずられて白さんは姿を消しました。 なんというか、神様の威厳がどんどんなくなっていきます。 これ以上のカリスマの低下は危険ですよ? どれくらいかというと何の準備もなしにトー○ギスでフルブーストかけたくらい。 「詩乃。私の怒りの矛先を逸らそうにもその考えすら筒抜けなの分かってる?」 ……あ。 「失念していたわね。……でも、私がどれだけ心配したのかも伝わってるわね?」 伝わってくるのは私を失うことへの恐怖。 ずきりと、胸の奥が痛みます。 ……これほどまでに想われていて、私は今だに答えを出せないでいます。 「ゴメン、困らせるつもりはないの……」 自然な動作で音夢ちゃんは私の手を取ります。 「こんな格好じゃ寒いから早く部屋に戻りましょう。私は明日も学校だし」 私は手を引かれるまま音夢ちゃんの後ろへ。 お互い言葉は無く。音夢ちゃんも私も特に何かを思考することもなく。 ―校務員室 部屋に戻って服を着なおした音夢ちゃんはそのまま布団の中へ。 相変わらず会話はありません。私は先ほどまで寝ていたようなものなので気力も充実していて眠くないのです。仕方ないのでヤタさんとでもおしゃべりに。 と、思ったら引きずり下ろされました。 「……今夜はここにいて。お願いだから」 そんな泣きそうな顔で言われれば否定のしようがありません。 「分かりました。ずっと、寝顔を見ていますね」 「……それは……ヤダ」 音夢ちゃんはころりと丸まって私に背を向けます。ちょっと意地悪したくなって反対側に回り込むと……そのままむぎゅっと抱き寄せられました。しかも、完璧なホールドです。 「あの〜、これはちょっと……」 「私をアレだけ心配させて、何も話してくれないから罰なの。朝までこうされていなさい」 「あう……話しますから放してはもらえませんか?」 「だめ」 そういって、さらに強く。私からは触れられないのに、音夢ちゃんからは触れられて、そうされることで初めて私はものに触れるという感覚を得ています。もちろん、擬似的なものでしょうが。そして、こうされることで不思議と落ち着くのも事実。とりあえず、抵抗は止めて音夢ちゃんの身体に手を回してみました。 「……ごめんなさいね、心配かけて」 結局のところ、拒否権も選択肢もなく。 そのまま、時間はすぎていきました。 音夢ちゃんが寝付いてだいぶ経ち、相変わらず状況は変わらないので意識を自分の中に沈めていきます。降り立つ先は先ほど模様替えした私の部屋。 「部屋の居心地はいいですか?」 「聞くまでもないと思うけどね。詩乃にとって居心地のいい部屋でしょう? 居心地が悪いわけない」 「まあ、確かに。それでですね、先ほどはあまりお話する時間がなかったので」 ほとんどの情報は入れ替わる時に共有しているみたいですが、音夢ちゃんも言っていたように言葉で聞きたいこともあるのです。 「話すことって言われてもねぇ。あるとすれば入れ替わる方法くらいかな」 「ああ、それも聞きたいですね」 「簡単。名前を呼んであそこを開けるイメージを作ればいい」 そういってニーアさんが指差すのは本来廊下に通じる部屋の扉。 「ただし、逆は難しいね。詩乃自身にはまともな力がない。私の自我の方が力を持つゆえ一度入れ替わると中々戻れないと思う。それこそバカ犬の力を借りないと無理かもしれないね」 バカ犬。 先ほどの光景を思い出し妙に納得……しかけました。あれは夫婦漫才ですか? 「だから、基本的に詩乃が身体を使えばいい。余程のことが無い限り入れ替わるのはよしておこう」 「余程のこと、ですか?」 「幽霊に言うのもなんだけど、命の危険。私達のだけではなく音夢の場合も範疇に入れようか。詩乃が糸に触れるのは負担が大きい。その点、私が出れば能力行使にペナルティはつかない。相手が何であれ私達とついでに音夢も危険から逃れられる」 ついで、ですか。まあ、それは追々追求するとして。 「そんなに危険なことって起きるのでしょうか?」 「そうね、少なくとも可能性の話でしかないけど。音夢の家系のこととか」 退魔士の家系。確かに、彼らが何も気づいてなくて何もしてこないだろうという憶測は止めた方がいいかもしれません。お爺さんは音夢ちゃんにご執心のようですから。 「それ以外にも私の存在が死神にばれるとまずい」 ああ、千尋さんも言っていましたね。町にとって不都合となるとか。それが堕ちたる死神に関係することなんでしょう。 「分かりました。でも、本当にいいのですか? ずっとこの部屋の中ですよ?」 「なに、長いこと幽霊をやっていれば詩乃も力を持つさ。そうなればいつでも入れ替われるようになる。魂をむき出しで存在する幽霊が永く存在するということはそのまま霊格をあげることになる。対等とは行かないだろうけど自由になる日がいつか来るはず」 素質はあるのだから。 最後にそう付け加えられました。 ……幽霊になってからの素質といわれても。複雑です。 |
あとがき やっとの更新がこれになりました。 武勇伝は滞っています。まじで。 幽々自適な生活も長く放置していたので割と手抜きに……。 しかし、この話完結するのだろうか…… |